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草原の歴史

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阿蘇とは?

 

 熊本県北東部にある阿蘇は世界最大級のカルデラ地形と現在も活動を続ける活火山や長い歴史を持つ広大な草原の景観によって年間1900万人もの観光客が訪れ、昭和9年に阿蘇くじゅう国立公園にも指定されています。カルデラは今から約9万年前に起こった阿蘇火山の大規模な爆発により、大量のマグマの噴出により陥没し形成されたと言われています。阿蘇の草原は主に中央火口丘群の山麓とカルデラを形成する外輪山に分布し、その面積は1万5300haで日本最大の面積を誇っています。

 

草原の歴史

 

 阿蘇の草原は人が維持管理してきた半自然草地で、「千年の草原」とも呼ばれ、放牧・採草・野焼きといった人々の生活に利用され維持されてきました。もし、人が利用することにより継続的に維持されてきた半自然草地であり、その規模・質・歴史からみても、日本が世界に誇るべき自然と人間の共生の産物であります。日本では、昔から里地里山のように自然を身近なものとして利用することで保全されてきた二次的自然が多く、日本の自然の特徴でありその代表格が阿蘇の草原です。

 

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